サッカー本田の投資1号は教育―、中高生向けプログラミング教育のライフイズテックが7億円を調達
2016年9月12日 by Ken Nishimura (@knsmr)
中高生向けのプログラミング教育事業に取り組むライフイズテックが創業した2011年といえば「プログラミング」に対する世間の見方は今とは全然ちがうものだった。
今でこそ小学校でのプログラミング必修化の流れがでてきているが、5年前は違った。
「創業当時はIT業界にはプログラミング教育への理解はありましたが、教育業界ではプログラミングと言っても『オタクになっちゃうでしょ、やめなさい』という声が聞こえたりするくらいでした」。
共同ファウンダーでCEOの水野雄介氏は、そう振り返る。
5年前といえばiPhoneが日本で売りだされて2年目。その後、スマホが広く普及して一般の人がアプリやネットサービスに触れる機会が増え、諸外国での教育改革が進んだことなどもあって、近年プログラミング教育への関心は高まっている。
そんな時代背景のなかライフイズテックは今日、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、ジャフコ、電通デジタル・ホールディングス、ベクトル、Misletoe、KSK Angel Fundなどから総額約7億円の資金調達をしたこと明らかにした。
2012年にサイバーエージェントからシード投資として1000万円、その後2014年8月にシリーズAとして3.1億円を調達していて、累計調達額は約10億円となる。今回のラウンドに参加しているKSK Angel Fundはプロサッカー選手本田圭佑氏のファンドで、これが第1号の投資案件となる。
http://jp.techcrunch.com/2016/09/12/lifeistech-raises-700m-yen/
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